「優れた精子」の新たな条件を発見!
さまざまな個性の存在、多様性は生命と人生の醍醐味ですが、こと生殖に関しては、悩みの種となるかもしれません。
男性の精液中の精子の大きさにばらつきがあると、パートナーを妊娠させることが困難になるかもしれないと、新しい研究は示唆しています。
精子の長さや大きさが不均一な、特に精子の尾の部分の長さのばらつきが大きい精液もつ男性は、上手に泳げる精子、つまり卵子に泳ぎ着き受精させる可能性の高い精子が少ないことを発見したのです。
対照的に、精子の長さが均一であることは、泳ぎの上手い高性能な精子が多いようです。
泳ぎの上手い精子が多い精液をもつ男性は、子どもが出来る可能性が高くなります。
不妊症に悩むカップルが増加していますが、その最大 5 割は男性側に問題があるといわれます。
世界保健機関(WHO)は、男性の不妊症の重要な指標として精子の濃度と運動性のような特徴の指標を示していますが、新しい研究は精子の長さ、特に尾(べん毛)の長さの均一性も重要であることを明らかにしました。
このばらつきは、精巣内の精子の製造過程に問題があることを示しているようだと、この研究者は述べています_≫ 続きを読む
12/187/2012
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