オリーブオイルが脳を保護し、認知症を予防!
オリーブオイル、特にエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルは、主な認知症であるアルツハイマー病の予防に役立つようです。
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルに独特の風味成分に、アルツハイマー病の犯人と目されている異常タンパク質を脳から運び出すのを助ける働きがあることを、新しい研究は発見しました。
世界中で約 3000 万人のアルツハイマー病患者がいるといわれますが、地中海沿岸地域は発症が少ないことが知られています。
地中海沿岸地域はオリーブオイルを多量に摂取する食習慣があることから、これまで、この有効成分である一価不飽和脂肪酸のオレイン酸がアルツハイマー病の予防に貢献しているのではないかと考えられていました。
しかし、新しい研究は、実際の有効成分(の少なくとも一つ)は、オレオカンタールと呼ばれる物質であるようだと示しています。
オレオカンタールには脳神経細胞をアルツハイマー病によるダメージから保護する作用があるようです。
オレオカンタールは、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルに含まれるフェノール成分で、かすかにピリリと感じる風味の原因物質です。オリーブオイルの中でもエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルには抗酸化ポリフェノール類が豊富に含まれています。_≫ 続きを読む
3/21/2013
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